自律神経治療

パニック障害

鍼治療の可能性を・・

パニック障害チェック

下記に該当するもの

✅胸が痛んだり苦しくなったりいわゆる動悸がする

✅息をするのが辛く胸や喉がつかえた感じがする

✅胃の調子が悪い、吐き気がする

✅死んでしまうのではないかと不安感がある

✅自分が自分でない感じがする

✅ぶるぶるぶる震えたり吐き気がする

症例
患者様 17歳女性

症状:動悸・胸のつかえ・震え
病院での診断:パニック障害 治療:精神安定剤・漢方
既往歴:起立性調節障害14歳の時発症、鍼灸治療にて改善
ストレサー:友人関係

カウンセリングによる考察

患者様の症状の発症のきっかえとしては以前の起立性調節障害の時と同じで友人関係のもつれが原因の一つでした。もつれといっても喧嘩をしたなどではなく友人へ不満があるが言いたいことを言えない何を考えているのかわからないなどです。日常ではそんなこと良くあることだと思いますしかしこの女の子は一人でその不安を抱え込み親に相談すれば母親を心配させると思い親にもすべてを話せず一人で抱え込んでしまった結果、パニック障害を発症させてしまったのだと思います。

過去パニック障害の患者さんをみる時にやはり遺伝的要因と環境的要因の関係が目得てくることが多い。親の既往歴を聞くと不安症や恐怖症などのストレス障害だったなかには現在も悩まされているというお母さんもいた。今回のケースもそうだが母親も強いストレスを感じると自律神経に影響し悩んだ過去をお持ちになられた経験があることから遺伝的要因も強いと考えられる。

パニック障害になりやすい性格の共通点としてらと例をあげると”優しい、神経質、不安”が大きく上げられる。

しかしきおつけなければならないのはパニック障害と似た症状がある病気も多く存在するドキドキなどの動悸であれば甲状腺機能亢進症、低血・貧血・不整脈など月経前症候症、今回の患者さんは既往歴の中に起立性調節障害があるため症状としてあるため引き金となった要因の一つと考えてよいと思われる。

病院と鍼灸治療の違い

病院
主に薬物療法、精神薬などを服用して強制的に発作を出ることを押さえます
次に心理療法、認知行動療法発作の出やすい状況を把握し対応できるよう教育します。
処方される薬:抗不安薬・抗うつ薬
副作用:催眠鎮痛作用。筋弛緩作用・抗けいれん作用・眠気・ふらつき・集中力低下などで
筋弛緩作用により良い効果もあります緊張性頭痛や肩こり腰痛が和らぐこともしかし依存性も高いことも言われておりすべては薬による自律神経のコントロールに依存し薬をやめられなくなる方も多いようです。


鍼灸治療
パニック障害の方の多くは(セロトニン・エンドロフィン・エンケファリン・ダイノロフィン)の低下・不足とも言われています。環境的・遺伝的に不足することにより発症します。
鍼には(セロトニン・エンドロフィン・エンケファリン・ダイノロフィン)を増幅させる効果を期待できます。
これらはご自身により興奮した交感神経を抑制させることが可能になるため薬による副作用などは避けることができます。しかしデメリットとしては即効性がかならずあるものでなく体質的・遺伝要素が強い方は予防が必要な場合もございますが現在、来院患者様は予後多くて月1回のペースで安定しておられる方がほとんどです。

欠乏のサインを自覚しましょう

☑繰り返される怒りの感情
☑太陽の光をあまり浴びない
☑痛みに敏感になっている
☑便秘、消火不良、勃起不全、不眠症、物忘れ、頭痛、腹痛
☑自己否定
☑カフェインの取りすぎ
☑食欲増、特に炭水化物を食べすぎている
☑甘いものを食べると落ち着く