【専門家が解説】頭痛の種類と原因・特徴片頭痛・緊張性頭痛・群発性頭痛の違いとは

頭痛にお悩みの方へ

ずきずきと痛む』『頭が重い』『目の奥が痛い』頭痛にはいろんな症状があります。実は頭痛にはいくつか種類があり、それぞれ原因や対処法が異なります
ここでは片頭痛・緊張性頭痛・群発性頭痛の3つについて解説します

「頭痛には大きく分けて3つのタイプがあります」
1. 緊張型頭痛(筋肉のこりによる頭痛
• 特徴:頭全体がぎゅーっと締めつけられるような痛みです。重たい帽子をかぶっているような感じと表現されることもあります。
• 原因:肩や首のこり、ストレス、長時間のスマホやパソコン作業など。
• 対処法:温めたり、体を動かしたり、リラックスすることで楽になることが多いです。
2. 片頭痛(ズキズキする痛み)
• 特徴:片側がズキズキと脈打つように痛むことが多いです。光や音に敏感になったり、吐き気を感じることもあります。
• 原因:寝不足、女性ホルモンの変化、ストレスからの解放(休みの日など)で起こることが多いです。
• 対処法:暗くて静かな場所で休むとよいです。市販の頭痛薬で効かない場合は、病院での治療が必要になることもあります。
3. 群発頭痛(とても強い痛み)
• 特徴:目の奥をえぐられるような、我慢できないほど強い痛みです。毎日決まった時間に数週間続けて出ることもあります。
• 原因:はっきりとはわかっていませんが、体内時計の乱れなどが関係していると言われています。
• 対処法:市販薬は効きにくく、専門的な治療が必要です。早めの受診をおすすめします。
4.緊張性頭痛と片頭痛が重なる混合性頭痛
• 特徴:ズキズキする片頭痛のような痛みや締め付けられるような痛み肩こり首コリがある
• 原因:視神経の疲労脳疲労ストレス・ホルモンバランスの崩れ
• 対処法:市販薬は痛みをを感じる少し前に服用するとよいですが根本治療にはなず頻繁に使うと痛みが強くなることもございます
混合性のタイプは薬が効かない方も多いのが特徴です

4つの特徴を説明しましたが各種頭痛によっては原因が脳脊髄液減少症などまた違う場合もございます

頭痛に鍼灸治療はかなり有効ですが重たい病気が隠れている場合もございます。医療機関による検査も必ず行うように致しましょう