脳を刺激するはり治療

※専門用語は使わず簡潔にイメージをできるだけ伝えやすく説明しています。

鍼治療は足に鍼刺激を与えた際に、刺激が皮膚(末梢神経)→背中(脊髄神経)→脳の中心(視床下部)→大脳の知覚中枢へと投射(ここで初めて感覚を認識)されること、それに付随して脳の様々な場所に情報が投射されます(視床下部、中脳水道周囲灰白室、延髄弧束核など)

視床下部への投射によって産生細胞の減少とオキシトシン産生細胞の増加からストレスや不安、過敏性に対する効果が現れます。また、中脳水道周囲灰白質への投射によりオピオイドの分泌、ノルアドレナリン、セロトニンの放出が起こり、神経の興奮が抑制され鎮痛効果が現れます。

これらの刺激の反応は痛みはもちろですが心の捻挫の症状にも大きな効果を期待できます

 さらに、延髄弧束核へ投射されることで迷走神経背側核から胃腸の蠕動運動、延髄吻側外側野から心血管系調節と、いわゆるへの反応が起こります。鍼刺激により生体の様々な部位での反応が認められ、条件によって反対方向への反応が起こることもあって複雑ではありますが、その機序は徐々に解明されてきています。

これらの結果、神経の流れが整うことにより自然治癒力を目覚めることにより様々なタイプの痛みの症状に効果を期待できるのが鍼の凄いところです。